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② 変形性膝関節症の手術療法について ~人工膝関節置換術~

■ 人工関節について

人工膝関節全置換術(TKA)は高齢者、関節リウマチ患者など関節軟骨の破壊が高度に進み(Kellgren-Laurence分類:ステージ3~4など)、歩行時痛と膝の可動域制限が強い場合に適応となる手術です。

人工膝関節の耐用年数は約20年と言われていますが、近年は手術技術の向上などにより、軽いスポーツ活動(卓球、水泳など)も可能である事が分かってきました。

また、関節軟骨の破壊が一部のみの場合には人工膝関節単顆置換術(UKA)を行うこともあります。

■ 手術について

TKAは膝関節前面から切開し、脛骨、大腿骨ともに関節軟骨の破壊がある部位を取り除き、膝を曲げたり伸ばしたり様々な角度で調整を行い、正常な膝の型に近づけたうえで、金属やセラミック、ポリエチレンでできた人工膝関節と入れ替える方法です。

また、人工膝関節を内外側どちらか一方のみ入れ替える方法がUKAです。

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右膝TKA術後正面レントゲン
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右膝TKA術後側面レントゲン
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右膝UKA術後正面レントゲン
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右膝UKA術後側面レントゲン

当院では検査も即日実施可能です。保存的治療・手術的治療に関しても医師、メディカルスタッフよりご説明させていただきます。膝の痛みでお悩みの方は、一度当院へご相談下さい。