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池田啓一医師

3.(運動)麻痺とは

運動麻痺とは・・・?

 一般的に「麻痺」と言われると手足がだらんとしてしまう「麻痺」を想像することが多いと思います。

 「麻痺」には触った感じがわかりにくい、わからないといった「知覚麻痺」と、手足が動きにくくなる「運動麻痺」があります。

 後者の「運動麻痺」の中に最初にお書きした体がだらんとなって力が入りにくくなる「弛緩性麻痺」と自分の意思とは無関係に異常な筋肉の緊張が起こり、その異常な緊張が正常な筋肉の動きを邪魔して本来の意識的な動きができにくくなる「痙性麻痺」があります。 

「痙性麻痺」には脳性麻痺、脳卒中(脳出血・脳梗塞)後遺症、急性脳症後遺症、頭部外傷後遺症、溺水後遺症などがあります。